お客様の声
ドルフィンズ 梅田店
- 居酒屋
100種類のベルギービールを揃える専門店。セルフオーダーで生まれた時間で、新しいビールとの出会いを創る。
100種類のベルギービールを取り揃える専門店。料理との食べ合わせも一緒に楽しめるお店です。昼からフルメニューを提供し、ランチでもティータイムでもディナーでも、その時々の過ごし方ができます。ベルギービールのことが全くわからなくても、スタッフにお任せ。日本のビールにはない新しい発見と、自分の好きなビールに、きっと出会えるはずです。
今回は、社長の中井 深さんにお話をうかがいました。
人手不足に困らない仕組みを、つくっておきたかった。
セルフオーダーに興味を持たれたきっかけを教えていただけますか?
中井:コロナ禍の影響もあり、2020年頃からセルフオーダーサービスを探していました。もちろん非接触というメリットもありますが、iPadや専用の端末をお店が用意するよりも、お客様のスマホを利用する方が使い勝手がいいのではないかと思ったんです。
それから、アルバイトスタッフの卒業などでコロナ明けには人手不足になることが見えていました。休業している間に検討・導入して、少人数でも困らない仕組みをつくっておきたいと考えていました。
さまざまなセルフオーダーサービスがある中で、QR Orderを選ばれた理由を教えてください。
中井:QR Orderについて運営者の方から直接お話を聞いてみて、すごく分かりやすかったんです。こちらが求めているものに近い機能も持っていたので、これだったら使えるなと思いました。まだ出来立てという印象はありましたが、これからもっと成長していくだろうなという期待感もあって導入を決めました。
スマホを使えば、1人1冊メニューブックがあるのと同じ。
セルフオーダーシステムには、どのような機能を求められていたのでしょうか?
中井:お客様が「それぞれに」「自分のタイミングで」オーダーできる機能です。どのお店でもメニューブックはテーブルごとに一冊ですが、QR を読み込めば一人ひとりが一冊ずつ持っているのと同じです。そうなればより自分の好きなものを選びやすくなって、単価も上がるだろうなと考えていました。
加えて、お客様が自分のタイミングでオーダーできれば、機会損失を防ぐことにもつながると思ったんです。ホールスタッフが忙しくてオーダーのタイミングを逃し、そのまましゃべり込んでしまって追加オーダーができないままどんどん時間が過ぎていく、という経験をされたことのある方も多いのではないかと思います。
実際に導入されてみて、効果は感じられましたか?
中井:2021年の10月から少しずつ営業ができるようになってきたのですが、導入してすぐに客単価が上がりました。お客様としては、営業再開のご祝儀的な意味合いもあってたくさん注文してくださったかとは思うのですが、いまだに1割ほど単価は上がった状態です。
また、今は3名ほどのスタッフでお店を回しているのですが、今までであればパンクしそうな忙しさの時であっても、導入後はなんとかこなせるようになりました。
お客様の反応としてはいかがですか?
中井:私たちのお店は、ベルギービール専門店ですから、ふつうよりちょっと高い値段を払ってでも「おいしいビールを楽しみたい」という方に来ていただいています。お客様の年齢層も自然と高くなり、40歳前後の方が中心です。
スマホでQRコードを読むことに抵抗がないかどうか、はじめは少し心配していたのですが、直感的に操作できるよう設計されているので、「あぁこんな感じか」とすぐに使っていただいています。
こちらのタイミングで、お客様に合ったビールを提案できるように。
専門店ならではのエピソードはありますか?
中井:ベルギービールだけでも100種類ほど置いているのですが、その中から自分で選ぶことのできるお客様はごくわずかです。導入前は、注文を聞きに行くタイミングで、この説明にかなりの時間を費やしていました。それによって、他のテーブルにオーダーを聞きに行けないということも往々にしてありました。
QR Orderを導入してからは、お客様が頼まれた料理や飲まれているビールに合わせて、こちらのタイミングで次のビールをご提案できるようになりました。スタッフのほうから、積極的にアプローチをかけて、新しいビールとの出会いを楽しんでいただけるようになったんです。
もし、ただオーダーを受けるだけだと、お客様はまず無難なところから選びやすい価格帯のメニューに集中してしまいます。高価格帯のメニューでも、そこに付加価値を感じてもらえれば、お客様は喜んでオーダーしてくださいます。1人あたりの単価がアップしたのは、こういうところも大きな要因ではないかと思います。
オーダーを取るだけで手一杯だった状態から、積極的な提案を仕掛けていく余裕が生まれたのですね。
中井:お客様にはいろいろなビールを面白がって飲んでもらいながら、自分の好きなビールを見つけてしいほしいなと思います。スタッフのみんなも、提案型の接客のほうが、よりやりがいや喜びを感じながら仕事に取り組めるのではないでしょうか。
複雑なメニューを扱う専門店でも、工夫すれば十分に使える。
QR Orderを活用する上で、工夫されていることはありますか?
中井:うちでは今も、メニューブックをテーブルに一冊ずつ置いています。やはりビールごとの解説を読みたいというお客様もいらっしゃいますからね。メニューブックなしで運営できれば本当は良いのですが、QR Orderの注文画面では値段とちょっとした説明があるだけなので、100種類もあるといろいろと工夫が必要だなと感じています。
たとえばビールのカテゴリとして、「トラピストビール」や「アビイビール」などがあるのですが、お客様はこの名前を見てもどんなビールなのか想像できないですよね。QR Order上のカテゴリをメニューブック上の解説と対応させて、理解しやすいように工夫しています。そうすることで、お客様にもいろいろな種類のビールを楽しんでもらえたらと思っています。
QR Orderはうちのような専門店でも、工夫さえプラスすれば十分便利に利用できるツールです。たとえば、“だし巻き”や“ポテトフライ”のように誰が見ても想像できるメニューを扱っている居酒屋さんやカフェなどであれば、さらに業務を圧縮できるのではないでしょうか。飲食店だけに留まらず、いろいろなシーンで使えそうな可能性を感じています。
店舗情報
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住所
大阪府大阪市北区芝田1-5-2 大和ビル1F Google Map
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アクセス
阪急梅田駅前茶屋町出口徒歩1 分
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営業時間
月~金 14:00~25:00
土・日・祝 12:00~25:00(料理L.O. 24:00 ドリンクL.O. 24:30) -
定休日
無休
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電話番号
06-6373-9041
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URL